このところ、本を読む時間が全くとれない。週刊アスキーの先週号も、表紙すら開いていない状態。が、この週末は久しぶりに1冊読了。子どもが熱を出して寝込んでいたからなのだけれど。
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![]() メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298)) |
著者のサイト 松永和紀
この本でも取り上げられている水からの伝言( Wikipediaへのリンク )を初めて聞いたのは、2000年。社会人入試で入った大学の「総合科学特論」で。あまりにトンデモな話だったので、この講師が以降何をしゃべったのか全く記憶にない(聞く気になれなかった)。
食品会社勤務時代、食品添加物を扱う部署にいたので「添加物バッシングの罪」の項にも納得。合成着色料を天然着色料に置き換えようとすると、使用量は倍増なんてものではなく、10倍~100倍なんてことになる。もちろん、使わないのが一番ではあるのだけれど、見た目が悪いと、覿面に売れなくなる。矛盾を感じつつも、もくもくと試作品作りと製品チェックに明け暮れていたあの頃が、ちょっと懐かしく思い出された。
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